「Studio one」はPresonus社がリリースしているDAWソフトです。
DAWソフトには発売から20年以上が経つ「ProTools」「CUBASE」「Logic」などがあり、これらのDAWが多くのシェアを獲得していますが、「Studio One」は2009年発売で比較的歴史は浅め。
しかし、「Studio One」は音質の良さ・操作のしやすさ・作業効率の良さなど、特筆すべきポイントが多いことが評価され、ここ数年で急速にユーザー数を伸ばしています。
Studio Oneの開発には元々CUBASEを開発していた方が参加していることもあり、現在CUBASEを使っている方も親しみやすいかもしれません。
2023年3月23日にリリースされた「Studio One 6.1」Versionから約1年半の時を経て、「Studio one Pro 7」がリリースされ、更に高機能&便利なDAWへと進化しました。
このページでは「Studio One」の最新版「Studio One Pro 7」の販売ショップ情報を掲載中。
最安で購入できるショップ情報も随時更新します。
【ショップ】MUSIC ECO SYSTEM
【概要】Studio One Pro 7 Professionalがリリース!新規価格での販売が開始されています。
MUSIC ECO SYSTEMでは新価格で販売中です▽
Studio One Pro 7 Professional
【新価格】28,000円(税込)
>> 販売ページ
Studio One Pro 7 Professional(Artistからのアップグレード版)
【新価格】21,000円(税込)
>> 販売ページ
Studio One Pro 7 Professional(他社DAWからのクロスグレード版)
【新価格】21,000円(税込)
>> 販売ページ
※為替変動により日本円価格に変動があります。最新価格はセールページでご確認ください。
以下は前バージョン6までの情報となります。「Studio One Pro 7 Professional」の機能や使い方は随時更新していきます。
前バージョン「Studio One 6」の概要
Studio Oneは、作曲に必要なほぼすべての作業を行えるDAWソフトです。
レコーディング・コンポーズ・ミキシング・マスタリングに加え、最新バージョンの「Studio One 6」からは動画編集の基本的な機能も搭載。
インストゥルメント音源・ソフトシンセや、ミックスに必要なエフェクトも付属しているので、「Studio One 6」を購入すればすぐに作曲を始められます。
「Studio One 6」は、他社のDAWと比較するとビギナーにも抵抗なく使える操作性の良さが魅力。
Mac専用DAWソフト「Garage Band」や「LOGIC Pro X」もシンプルな操作性が評価されていますが、「Studio One 6」もわかりやすい操作性が特徴です。
Macはもちろん、Windowsで使えることも大きな魅力かもしれません。
また、音質の良さや作業効率の良さも多くのプロ作曲家から評価されているので、初心者から上級者まですべてのユーザーにおすすめできる優秀なDAWソフトです。
Studio One 6の主な機能
録音・MIDIデータの打ち込み、ミキシング、マスタリングなどDAWができる作業がすべて行えるのは当然ですが、「Studio One 6」が持つ機能・特徴をピックアップしてご紹介します。
スマートテンプレート機能
Studio One 6には、行う作業をすぐに始められるように「スマートテンプレート」という機能が用意されています。
ビートメイキング・ミキシング・ビデオコンテンツ編集・初めての作曲向きテンプレなど、希望の作業をいち早く進められる機能です。
用意されているテンプレートは、下記の10種類です。
- レコーディングとミックス
- マスタリングとリリース
- リハーサルとパフォーマンス
- 今すぐ再生
- 今すぐ録音
- ビートを生成
- コンテンツを生成
- ファイルをインポート
- Presonusインターフェース
- デモ(デモソングテンプレ)
ソフトを使用する際、Presonusのメーカーサイトでユーザー登録を行います。
登録すると「MyPresonus」というユーザーマイページにログインでき、Studio Oneの使い方が解説されているビデオが閲覧できます。
英語の動画ですが字幕が確認できるので、初めてDAWソフト使って作曲を始める人でも安心です。
カスタマイズ可能なユーザーインターフェース
DAWソフトは様々な機能が装備されている反面、操作画面が複雑になりがち。
初心者にとっては慣れるまで苦労する可能性もあります。
Studio Oneは、主に使用する機能のみを表示させてシンプルな操作画面にカスタムできるので、DAWソフトを使い始めたばかりの人でも抵抗なく使用可能。
また、上級者になるほど作業効率向上への意識が高くなりますが、カスタムできる「Studio One」のユーザーインターフェースは上級者にとってもおすすめです。
ビデオトラックを搭載
DAWソフトでありながら、動画を編集したり動画に音楽を入れて動画ファイルを完成させる機能を搭載しています。
著名な動画編集ソフトと同様にドラッグ&ドロップで手軽に動画編集可能。
動画ファイル形式は、Quicktime・MPEG-4・M4Vでエクスポートできます。
※PROFESSIONALのみ使用可能です。
Studio Oneに標準搭載サンプラー・リズムマシン
StudioOneには、オーディオサンプルを読み込んでビートを作成できるリズムシーケンサー「IMPACT XT」と、オーディオサンプラー「Sample One XT」が標準搭載されています。
「Sample One XT」はオーディオデータを読み込んでスライスしたり、エフェクトなどを加えればこれだけでも作曲を完了させることも可能です。
「IMPACT XT」は別途リズムマシンなどを用意しなくても、すぐにリズムトラックが作成できるビート作成ソフト。
他社のソフトと比較しても使いやすく、円滑にビート作成を進められます。
サンプル音源・ループ音源が充実
Studio Oneには、全容量785MBのオーディオサンプルが付属しているので、オーディオサンプルを持っていなくても安心。
最上位版「Studio One Professional」なら、さらに多くのループサンプルやドラムキットも付属するのでおすすめです。
オーディオ・MIDIデータと歌詞をリンク
Studio One 6では、歌詞を入力し、オーディオ・MIDIデータとリンクさせられる機能があります。
曲の歌詞を表示できるだけでなく、入力した歌詞の該当行をクリックすると楽曲の再生箇所へ移動できるという機能もあります。
歌モノの作曲をしている方にとっては見逃せない便利機能です。
※PROFESSIONALのみ使用可能です。
コードトラック機能
コードの知識が乏しくても、コード進行の設定をアシストしてくれる機能を搭載しています。
弾いているコードが自分ではなんのコードかわからなくても、構成音を検出してコードネームを表示。
また、録音したMIDIトラック・オーディオトラックのデータをコードトラックに読み込ませると、コードを検出することも可能です。
直感で弾いて録音したフレーズのコードを解析することも可能なので、コード進行を設定するときにも便利です。
アレンジトラック機能
作曲後に、Aメロ・Bメロ・HOOKなどの構成を別パターンの構成で確認したいというときは、データの前後入れ替えをすることなく、手軽に構成変更してプレビューできます。
作曲中に構成を変えたいときや、リミックスを作成するときなどにも重宝します。
Melodyneの機能を統合
ピッチ修正ソフトの定番「メロダイン」の機能を使用できるので、ボーカルの音程修正やリズム修正が可能。
ボーカルだけでなく、様々なオーディオデータに使用可能です。
※Professional版に付属
トラック・プリセット
トラックプリセット機能は、頻繁に使う音源とエフェクトをプリセットとして登録し、別の楽曲を制作するときに呼び出せる機能です。
テンプレートを作成しておけば効率よく制作を進められますが、トラックプリセットを活用すればさらに効率よく作曲作業を進めていけます。
※PROFESSIONALのみ使用可能です。
Studio One 6.1バージョンで追加された機能
Studio One 6.1から追加された機能、改善されたのは主に下記のような内容です。
- 歌詞トラックの編集機能
- 歌詞のリアルタイム表示(カラオケのように歌詞を追って表示)
- MIDIファイルから歌詞データの取り込み
- マスタリングテンプレート作成機能
- プロジェクトページのアップデート
- ターゲットラウドネス・アルバムモード機能
- コラボモードの通知機能強化
- ビデオファイルをスマートテンプレートに読み込み可能
- ビデオプレーヤー画面にタイムコード表示機能が追加
- トラックのカラーリングを自由にカスタム可能
- オーディオイベントとインストゥルメントの同期機能が向上
- Studio One Remoteアプリが改善・フル対応が可能に
多くの機能が追加された「Studio One 6.1」へのアップデートですが、「フリーアップデート」となり既存のユーザーはもちろん、新規でStudio One 6 を購入する場合でも使用できます。既存ユーザーの場合はすぐにアップデートしましょう!
これらの主要な機能追加に加え、Studio One 6までのVerで起きていた不具合など、細かな機能も含めると多くのアップデートが行われました。
Studio oneに収録されているシンセ・音源
Professional版・Artist版には、Studio One純正のソフトシンセとサンプラーが標準装備されています。(Artist版は一部のみ)
- Mojito(モヒート):バーチャルアナログ・モノシンセ
- Mai Tai:ポリフォニック・バーチャル・アナログ・シンセサイザー
- Impact XT:マルチチャンネル・ドラムサンプラー
- Presence XT:サンプルプレイバックインストゥルメント
- SampleOne XT:ライブサンプラー
ソフトシンセの「Mai Tai」は特におすすめです。
POPS・HIPHOP・TRAP・EDM・TECHNOなど様々なジャンルにフィットするプリセットが用意されているので、ソフトシンセの音作りに詳しくなくてもすぐに楽曲制作を進められます。
Studio oneのサンプル音源のダウンロード方法
Studio oneを起動し、上メニューの「Studio one」メニュー内の「Studio oneインストール」をクリックすると、コンテンツのダウンロード画面が表示されます。
ダウンロード可能な音源などが表示されるのでチェックを入れて「ファイルをインストール」をクリックします。
ダウンロードが完了したら、「インストール済みコンテンツ」のタブをクリックし、アクティベートを実行します。
インストールが完了したらプロジェクトファイルを開き、画面右側の「ブラウズ」からインストゥルメント・シンセ・サンプル音源などを選び、トラックにドラッグ&ドロップすれば使用できます。
Studio Oneを愛用しているアーティスト・作曲家
StudioOneを愛用しているアーティスト・作曲は急速に増えており、公式サイトでもオフィシャルユーザーとして紹介されています。
- 松隈ケンタさん(BiSH・BiSなどの楽曲を手掛けるソングライター)
- Charaさん(ボーカリスト・シンガーソングライター)
- 砂原良徳さん(電気グルーヴ・METAFIVEなどでも活動されたサウンドクリエイター/プロデューサー/DJ)
- 林ゆうきさん(テレビ・ドラマ・映画・アニメの劇伴を数多く手掛ける作曲家)
- ナカシマヤスヒロさん(フォルクスワーゲン・Googleなどのグローバル企業のCM音楽などを手掛ける作曲家)
- 藤井麻輝さん(SOFT BALLET・minus(-)・睡蓮などで活動されたアーティスト・作曲家)
- しまもさん(YOUTUBEを拠点とされているアーティスト・作曲家)
- 山口泰さん(ブリトニースピアーズ、*NSYNCなどの作品に携わられたレコーディング&ミキシングエンジニア)
などなど、他にも多くの著名作曲家・アーティスト・プロデューサーが愛用しています。
他のDAWから新しいDAWに乗り換える際は、使用方法の違いや慣れない使い勝手などの問題で多くのストレスを感じるものですが、CUBASE → Studio Oneに乗り換えたり、Logic → Studio Oneに乗り換えても抵抗なく使えてしまうのがStudio Oneの不思議な点。
初めてDTMを実践する人はもちろん、多くのプロから認められているのは音質の良さだけでなく、操作性の良さも大きく寄与しているのではないかと思います。
Studio One 6・各エディション・アップグレードの値段・価格表
Studio Oneの価格は下記の通りです。アップグレード・クロスグレード時の価格も記載しています。
エディション | 価格(税込) | 概要 |
---|---|---|
Studio One Professional | 52,800円 | Studio Oneの全ての機能が使える最上位版 |
Studio One Artist | 12,800円 | いくつかの機能制限があるスタンダード版 |
Studio One Prime | 0円 無料 | 制限は多いが基本機能が使用できる無料版 |
Artist → Professionalへのアップグレード | 39,600円 | Artist版からPro版へのアップグレード価格 |
Studio One 6 Professional アカデミック | 26,950円 | 学生・教職員向けの優待価格※ |
Studio One 6 Artist アカデミック | 6,820円 | 学生・教職員向けの優待価格※ |
Studio One Prof/Prod(旧Ver) → Professional 6へのアップグレード | 19,800円 | 以前のVersionから6 Pro版へのアップグレード価格 |
Studio One Artist → Artist 6 | 6,820円 | 以前のVersionから6 Artist版へのアップグレード価格 |
他社DAWからのクロスグレード | 39,600円 | 他メーカーのDAWソフトユーザーがお得に買えるクロスグレード価格 |
Studio One 5などの以前のバージョンを利用している場合、6へのアップグレードは通常よりも安く購入できます。
また、他社製のDAWからの乗り換え価格は、他社DAWの有料のエディションに限り、無料版などではクロスグレードの対象にはなりません。
Studio One 6のエディション・グレードの特徴
Studio Oneには3種類のグレードが用意されています。
- Studio One Professional(すべての機能が利用できる最上位版)
- Studio One Artist(いくつかの機能を制限したスタンダード版)
- Studio One Prime(機能制限は多いですが、基本的な作曲に十分な無料版)
Studio One 6 Professional(最上位版)
「Professional版」は、Studio Oneのすべての機能が利用できる最上位版です。
Prime版で大幅に制限されていた機能もすべて利用でき、ProToolsやCUBASE、LOGICに負けない機能を多数搭載。
Presonus製のほとんどのバーチャルインストゥルメントも付属するので、すぐにトラックメイクを開始できます。
もちろんサードパーティー製の音源・エフェクトプラグインも使用可能。
「グローバル歌詞トラック」や「コードトラック&ハーモニー編集」、「トラックプリセット」などのとても便利な機能はProfessional版のみ使用可能な機能なので本格的な楽曲制作を行うなら「Professional版」がおすすめです。
また、ピッチ修正ソフト「Melodyne」のエントリー版である「Melodyne essential」が付属しているので、別途購入しなくてもすぐにボーカルエディットも始められます。
【定価】Studio One 7 Professional 28,000円(税込)
Studio One 6 Artist(スタンダード版)※統合されました
「Artist」はいくつかの機能制限がありますが基本的な作曲には問題ないバージョンです。
無料の「Prime版」よりも使える機能が大幅に広がりますが、やはりPro版と比べると便利な機能が使えないというデメリットもあります。
「ソングデータのインポート機能」やPro版では利用できる「トラックプリセット」が使えないなど、別のユーザーとの共同制作などにはやや不向きです。
Professional版には付属しているMelodyne Essentialは付属せず、Melodyne studioのトライアルバージョンだけしか付属しないことも違いです。
Artist版とProfessional版のこの他の違いは次の項目で触れていきます。
【定価】Studio One 6 Artist 13,200円(税込)
Studio one ArtistとProfessionalの違い
Artist版とProfessional版の主な違いは、機能制限があることです。
Professional版ではすべての機能が利用できますが、Artist版は下記の機能が利用できません。
- ビデオトラック、ビデオのインポート/エクスポートオプション
- スクラッチパッド
- コードトラックとハーモニー編集
- 歌詞対応とグローバル歌詞トラック
- Notionベースのスコア表示
- トラックプリセット
- サードパーティサンプルライブラリの使用(EXS・GigaSampler・Kontakt・SoundFont)
- マルチインストゥルメント
- チャンネル・エディターとマクロ・コントロール
- 並列処理のための拡張FXチェーン
- 個別モニタリングが可能なリッスンバス
- 統合マスタリングスイート・自動ミックス更新機能・DDP
- インポート/エクスポート、Red Book CD書き出し、デジタルリリース
- ライブ・パフォーマンス環境機能
- AAFのインポート/エクスポート
- ソングデータのインポート
- MTC/MMCのマスター/スレーブ同期
- Melodyneの付与がトライアル版のみ(Melodyne Studioのトライアル版)
Professional版に搭載している機能には作業効率が向上するものが豊富なので、作曲スピードを上げたい人には、やはりProfessional版がおすすめです。
Professional版の価格とArtist版の価格には約4万円もの違いがあります。
予算に余裕がない場合はまずArtist版を購入し、機能制限にストレスを感じたらアップグレードでProfessional版に切り替えるのもよいかもしれません。
Studio One 6 Prime(エントリー版)
「Studio One 6 Prime」は、会員登録するだけで利用できるフリー版のエディションです。
機能の制限は多いですが使用期間に制限はなく、「簡単な録音や作曲だけで十分」という方は完全無料で利用できる「Prime版」がおすすめ。
使用できるインストゥルメント音源やエフェクトも少ないですが、Studio Oneの操作性や使い心地を体験できるので、他のDAWから「Studio Oneに乗り換えたい」という方は、まずこのエディションを使ってみてください。
Studio Oneの操作性の良さ・視認性の良さを体感できます。
機能や音源が足りないと感じたら有料のアドオンを追加することも可能。
Artist版にアップグレードするか、必要なアドオンだけを追加していくかを検討して購入できます。
日本語版のマニュアルもダウンロードできるので初心者でも心配ありません。
【価格】Studio One Prime 0円(完全無料)
>> Studio one Primeのダウンロードはこちらから
Studio oneのアップグレード方法・手順
Artist版からProfessional版へのアップグレードや、旧バージョンからStudio One 6 へのアップグレード方法は下記の手順で行います。
- Music Eco Systemで「Studio One」のアップグレード版を購入する
- Music Eco Systemのマイページ内にある「所有製品/製品登録」画面からシリアルナンバーをコピーする
- Presonus公式サイトの「Mypage」にログインする
- 購入したエディション「Studio One 5 Artist」「Stusio One 5 Professional」のいずれかを選択する
- 商品選択後の画面上の、緑枠で囲まれた「アップグレード」ボタンをクリック
- プロダクトキーの入力画面に、購入した商品のシリアルナンバーをペーストし、「アップグレード」をクリック
- 製品登録が完了し、Stusdio One 6の製品ページに自動移行します
- 「インストローラーのダウンロード」をクリックしてインストールする
以上の手順で新規バージョンのStudio One 6 にアップグレードが完了します。
Studio Oneを無料で使う方法
「Studio One 6 Professional」を30日間無料で使える「お試しデモ版」
「Studio One 6 Professional」の全ての機能を試したい場合は、30日間無料で利用できるデモ版が体験できます。
ユーザー登録すれば利用できるので、費用は一切かかりません。
最上位版のSTUDIO ONEの全ての機能を体験できるので、別のDAWから乗り換えたいときにも助かります。
30日間の期限が過ぎた後は、無料のPRIME版を継続して利用できます。
「Studio One 6」を無料で使えるフリー版「Prime」
Studio One 6の基本的な機能を利用できる「Prime版」はユーザー登録すればずっと無料で使用可能。
上位版と比較すると機能が制限されていますが、Prime版だけで楽曲制作できますし、シンプルな音声録音やビートメイクにも活用できます。
上位版では使用できる機能で、PRIME版では制限されている機能は下記となります。
- Melodyne編集
- ビデオトラックの一部機能
- スクラッチパッド
- コードトラックとハーモニー編集
- 歌詞対応・グローバル歌詞トラック
- Notionベースのスコア表示
- 編集可能なフォルダー・トラック
- トラックプリセット
- トランジェント検出・編集可能なマーカー
- ドラッグ&ドロップでグルーヴ抽出
- イベントベースのエフェクト
- マクロツールバー
- 外部ソース・ミキシング用Auxチャンネル
- VCAフェーダー
- オーディオ録音分解能64bit(Primeは32-bitのみ)
- サンプラー(Sample One XT)
- サードパーティ・サンプル・ライブラリ対応
- マルチインストゥルメント
- チャンネル・エディターとマクロ・コントロール
- 並列処理のための拡張FXチェーン
- 個別モニタリングが可能なリッスンバス
- 統合マスタリングスイート、自動ミックス更新機能、DDP
- インポート/エクスポート、Red Book CD書き出し、デジタル・リリース
- ライブパフォーマンス環境
- SoundCloudへのエクスポート
- PreSonus Sphereへのアップロード(サブスクのみ)
- ユーザー・データのバックアップと復元(サブスクのみ)
- AAFのインポート/エクスポート
- ソング・データのインポート
- MTC/MMCのマスター/スレーブ同期
- サードパーティ製プラグイン対応
- 無償のStudio One Remoteアプリ
以上の機能は、上位版のProfessionalでは利用できますが、Prime版では制限されています。
Studio One Primeで利用できるエフェクト・プラグイン
- Presence(サンプラー)
- Channel Strip(チャンネルストリップ)
- Beat Delay(ディレイ)
- Mixverb(リバーブ)
- Chorus(コーラス)
- Flanger(フランジャー)
- Phaser(フェイザー)
- Tuner(チューナー)
- Ampire(アンプシミュレーター)
- RedlightDist(ディストーション)
Studio Oneのインストール方法・アクティベーション
- Presonus公式サイトでユーザー登録し、ログインする
- インストーラーをダウンロード
- インストール完了後、ソフトを起動
- PRIME版か、Professionalデモ版いずれかを選んで使用開始
インストーラーと音源のダウンロードには少々時間がかかりますが、インストールから起動までの手順はとても簡単です。
Studio One 6を安く手に入れる方法
Studio One 6 Professionalを月額課金で利用できるサブスクサービス「PreSonus Sphere」
「Sphere」はStudio One 6を始め、Presonusが手掛ける他のソフトやサンプル音源・ループ音源などをすべて利用できるサブスクリプションサービスです。
利用できる「Studio One 6」は、もちろんProfessional。
買い切りを購入すると52,800円(税込)なので、サブスクで利用できる方が良いという人はこちらもおすすめです。
まれに、1年ライセンスが25%オフ(16,500円税込)で買えるセールが開催されることもあり、月額に換算すると1,375円。
かなり安くStudio Oneと追加プラグインも利用できます。
ライセンスの種類 | 価格(税込) |
---|---|
Sphere月額課金 | 月額2,090円 |
Sphere年間ライセンス | 年間22,000円 |
Studio One 6 クロスグレード(他社製品を使用している人向け)
他社製品のDAWソフトを利用している場合は、「クロスグレード価格」として通常よりも安くStduio One 6を購入できます。
クロスグレードの対象となるDAWは有料版であることが条件。現在、下記のDAWを使用している場合はクロスグレード価格での購入が適用されます。
- Ableton Live 9以上
- Acoustica Mixcraft 8以上
- Apple Logic Pro 9以上
- Avid Pro Tools 11以上(サブスクの場合は1年以上)
- Bitwig Studio 2以上
- Image-Line FL Studio 12以上
- Internet ABILITY
- Internet Singer Song Writer
- Magix ACID Pro 9以上
- Magix Samplitude Pro X4以上
- MOTU Digital Performer 9以上
- PreSonus Notion 6
- Propellerhead Reason 10以上
- Reaper 5以上
- Sonar X2以上
- Steinberg Cubase 9以上
- Steinberg Nuendo 8以上
- Tracktion Waveform 10以上
まずクロスグレード版を購入し、専用フォームから使用しているDAWの情報や、購入したStudio OneのStudio Oneのプロダクトキーなどの情報を申請すればOKです。
Studio One 6 アカデミック版・学生さん教職員向け割引
現在在学中の学生や、教職員の方の場合は通常価格よりも安く購入できます。
Professional版なら26,950円(税込)、Artist版なら6,820円(税込)と、それぞれ約半額で購入可能。
ちなみに、過去にセール時期でもアカデミック版が安くなることはないので、学生さんや教職員の方はセールを待たずして購入してしまいましょう。
アカデミック版を購入後、専用のフォームから必要な情報を申請する必要があるので必ず申請しましょう。
Spliceのサブスクリプションで「Studio One」を使う
サブスクでサンプル音源をダウンロードできるサービスSpliceでは、月額16.99ドルで「Splice Studio」というサービスが利用でき、このサービスの中に「Studio One 5 Professional」が利用できる権利が含まれています。
Professional版ですが、エディションは5なので最新版ではありません。
ですが、Spliceを利用しながらStudio One Professionalも利用できるので、人によってはお得に利用することが可能。
ただし、純粋にStudio Oneだけを利用したいという場合はPresonusのサブスクサービス「Sphere」の方がおすすめです。
Studio oneのブラックフライデーセール・年末セールを狙う
Studio oneは年に数回、定価から25~30%程度の割引セールを開催しています。
特にブラックフライデーセールの時期や年末年始の時期、夏の時期は毎年何割かの割引セールが開催。
通常価格よりもかなり安く購入できるので、時期が近い場合は少し待ってから購入した方がいい場合もあります。
昨年のブラックフライデーセールでは、Studio One 6 Professionalが25%割引の39,600円(税込)になるセールが開催されました。
今年2023年は30%割引のブラックフライデーセールが開催中です!(2023年12月31日まで)
MI7ショップのクーポンを活用する
Studio Oneの日本正規代理店である「MI7」は、オンラインショップを運営しています。
MI7のオンラインショップの会員になっておくと、最新のセール情報が届けられるだけなく割引クーポンが配布されたことが過去にありました。
今後も発行されるかは不明ですが、登録しておけばStudio Oneのセール情報も受け取れるのでおすすめです。
>> MI7公式ショップ
Studio One 6が購入できる主なストア
日本正規代理店のMI7が運営するMUSIC ECO SYSTEMをはじめ、サウンドハウス・ロックオンなど楽器販売ショップで購入できます。
Studio One 6の仕様・システム要求
Mac
OS 10.14以降(64-bit)
Intel Core i3プロセッサー以上またはAppleシリコン(M1/M2チップ)を推奨
Windows
Windows 10以降(64-bit)
Intel Core i3またはAMD A10プロセッサー以上を推奨
Mac/Windows共通
- 4GB RAM(8GB以上を推奨)
- インストール時のアクティベーションにネット接続が必要
- 40GBハードドライブスペースが必要
Studio One Remote(iOSアプリ)
- iPad:iPad Pro 、iPad 2、iPad mini以降のモデル
- iOS 8以上
- Windows:Microsoft Surface 3(およびそれ以上)とSurface Pro 2(およびそれ以上)に互換
- Windows 10以降(64-bit)
- 2GB以上のRAM(4GB以上を推奨)
- タブレットはx86互換が必要が(ARMベース非対応)
- Android:Androidタブレットで動作するAndroid 5.0 Lollipop以降
- 1024×768以上のディスプレイ解像度
「Studio one」過去のセール履歴
過去に開催されたセールでの価格を下記にまとめます。
セール開催時期 | セール価格 | 開催ショップ |
---|---|---|
2024年7月 | Studio One 6 Professional クロスグレード(他社DAWからのCRG) 価格:通常39,600円(税込) → 30%オフ 27,720円(税込) | MUSIC EcoSystems STORE |
2024年3月 | Studio One 6 Professional アップグレード(Artist版からのUPG) 39,600円(税込) → 50%オフ 19,800円(税込) | MUSIC EcoSystems STORE |
2023年3月 | Studio One 6 Professional 52,800円(税込) → 35%オフ 34,320円 Studio One 6 Crossgrade 39,600円(税込)→ 35%オフ 25,740円 | MUSIC EcoSystems STORE |
2022年12月 | Studio One 6 Professional 52,800円(税込) → 25%オフ 39,600円(税込) Studio Sphere 22,000円(税込) → 25%オフ 16,500円(税込) | MUSIC EcoSystems STORE |
2022年11月 | Studio One 6 Professional 52,800円(税込) → 25%オフ 39,600円(税込) Studio One 6 Crossgrade 39,600円(税込)→ 30%オフ 27,720円(税込 | MUSIC EcoSystems STORE |
2022年6月 | Studio One5 Professional 42,900円 → 25%オフ 32,175円 Studio One5 Professionalクロスグレード 35,200円 → 25%オフ 26,400円 | Rock On eStore・MUSIC EcoSystems STORE |
2021年11月 | Studio One 5 Professional Studio One 5 Artis Studio One 5 Professional Crossgrade ¥37,494 → 30%オフ ¥26,208 | MUSIC EcoSystems STORE |
2021年8月 | Sphere ¥16,800 → ¥14,040(税込) | Music Eco System |
2021年8月 | Professional Crossgrade版 ¥32,000 → ¥29,800 | Rock oN eStore |
まとめ
Studio Oneはデモ版を利用できるので、DAWの乗り換えやセカンドDAWを探しているなら是非体験してみてください。
使い勝手の良さや、動作の軽さなど多くの魅力を感じられると思います。
他社のDAWと値段を比較すると、LOGICなどを除けば低価格の部類に入るDAWなので初めてのDAWとしてもおすすめです。
また、サブスクでも利用できるので30日間のデモ版使用期限が過ぎたらサブスクで利用するのもコスパが良いと思います。
まずはDEMO版・PRIME版でStudio Oneの魅力を体験してみてください。
【新規購入】
$199.99(約57,452円)
>> 購入ページ
【Artistからのアップグレード】
$149.99(約22,853円)
>> 購入ページ
※為替変動により日本円価格が変動する場合があります。