「RC-20 Retro Color」は、高品質なドラム音源・ピアノ音源をリリースしているプラグインメーカー「XLN AUDIO」のエフェクトプラグインです。
RC-20が多くのユーザーから愛されているのは、簡単な設定で楽曲をLo-Fiの質感に仕上げてくれること。
エフェクトの分類としては「サチュレーション系」のエフェクトですがリバーブも搭載。雰囲気十分な音像を演出できる、Lo-Fi系楽曲の制作時には必ず活躍してくれるエフェクトプラグインです。
●●XLN Audio Black Friday Sale
【セール期間】2024年11月19日〜12月8日まで
【開催ショップ】Plugin Boutique / サウンドハウス(サウンドハウスは在庫終了までセール継続。終了後は通常価格に戻ります)
・RC-20 Retro Color(ダウンロード版)
【価格】$109.95(17,009円 税込) → 50%オフ $53.9(8,338円 税込)
>> プラグインブティック
・RC-20 Retro Color(簡易パッケージ版)
※郵送での配送となります。
【価格】16,710円(税込) → 32%オフ 11,220円 (税込)
>> サウンドハウス
※為替の影響で掲載時の価格と異なる場合があります。最新の価格は販売ページでご確認ください。
RC-20 Retro Colorの特徴
RC-20は、バストラック・単体トラックだけでなくマスタートラックにも使えます。
代表的な使い方には下記のような手法があります。
- 各楽器のトラック単体に薄くかけて、温かみのあるやわらかい音質に仕上げる
- ステレオトラックにかけて全体的に丸い音像に仕上げる
- レコードやテープノイズを加えて、アナログ感を付加する
- イントロだけ・Bメロだけ、など任意のパートで使用して展開を作る
- 各トラックやバス・トラックに激しいファズをかけてノイジーなトラックに仕上げる
- ボーカルトラックに薄くサチュレーションをかけて、温かみのある質感に仕上げる
などなど、RC-20は様々なジャンルの楽曲制作に重宝するプラグインです。
RC-20 Retro Colorの使い方
上記の動画は英語ですが、各モジュールのノブをどう動かせばどんな効果が得られるのかがよく分かるので、操作を見ているだけで理解していけます。
RC-20 Retro Colorの各操作部分はそれぞれ下記の通り。
Noise Generator
バイナル(Vinyl)やテープが持つ「パチパチ」という特有のヒスノイズを始め、ハムノイズ・スタジオノイズなど、複数のノイズを搭載しています。
NOISEノブを右に回すとノイズのレベルが増えていきます。
Wobble & Flutter
レコードプレーヤー・テープマシンなどに発生する、再生時のピッチの揺らぎを付加できます。
ローファイ感が強く演出できるモジュールで、不安定なサウンドを意図的に作り出したいときに部分的にかけるのもおすすめ。
Saturation & Distortion
歪み感・ドライブ感を調整できるノブです。
やさしく温かみのあるサチュレーションから、激しいファイズ系の歪みまで再現可能。
Degrader & Bitcrusher
ヴィンテージ機器のサンプラーの質感を付加できるモジュールです。
往年のサンプラー特有のサンプルレート、ビットレート感を演出でき、ローファイ感を更に印象づけられます。
Reverb
まさにリバーブを加えられるモジュールです。他のリバーブを使わなくてもRC-20のリバーブだけで雰囲気のある奥行き・広がりある空間を演出できます。
Volume Drops
テープレコーダー・カセットテープの再生・録音による摩耗感、ボリュームが安定しない揺らぎ感を再現してくれるモジュール。
RC-20 Retro Colorにはプリセットが用意されているので、細かい設定をしなくても雰囲気のあるローファイ感に仕上げられます。
- ドラム用プリセット
- キーボード用プリセット
- ギター用プリセット
- ベース用プリセット
- フルミックス・ポストプロダクション用プリセット
RC-20 Retro Colorの活用方法
RC-20は、アイデア次第で様々な局面で活躍してくれます。
下記の海外のトラックメーカーが実際に使っている動画を見てみると、王道な使い方だけでなく特徴的な使い方もしています。とても参考になるので是非チェックしてみてください。
RC-20 Retro Colorをレビュー
「RC-20 Retro Color」以外にもローファイ系のエフェクトは数多くあります。
SOFTUBEの「Dirty Tape」や、denise audio社の「Bad Tape 2」などです。
他にも「サチュレーション」に分類されるプラグインは、歪みやナチュラルなドライブ感をサウンドに与えてくれるので、ローファイな質感に仕上げることができます。
他のローファイ系エフェクトと比較して、「RC-20 Retro Color」はどこが良いのか?
それは、とにかく操作が分かりやすく操作が簡単なことと、ローファイの質感が他のプラグインよりも多彩かな?と感じます。
収録されているプリセットは傾向が異なるタイプのサウンド用意されているので、まずは自分好みのローファイ感の方向性を素早く探し出せることがとても便利。
方向性を決めたら、あとはノイズを増減させたり、全体的なかかり具合を微調整していけばOK。
手順がシンプルなのでトラック制作中のインスピレーションを逃さずに素早くジャッジしていけることが大きなメリットだと思います。
また、他のアーティストの楽曲を聴いていて「この歪み感は心地よいな~」と思って、作曲者の使用機材を調べてみるとRC-20 Retro Colorが使われていた」なんてことも珍しくありません。
多くのトラックメーカー・作曲家に愛用されている理由が、実際に使ってみると納得できるはずです。
RC-20 Retro Colorの無料トライアル版のダウンロード
「RC-20 Retro Color」は、日本正規代理店のハイレゾリューションのサイトやプラグインブティックで無料トライアル版がダウンロードできます。
いきなり買う勇気がない…という場合は、まず無料で試してみましょう。
トライアル期間は10日間のみとなっています。
>> トライアル版DL
※上記ページ内に「Trial Version」というダウンロードリンクがあります。
システム要求
Mac
macOS 10.10 または それ以降 (M1 Native & macOS 12 Monterey supported) (64-bit のみ)
2 GB RAM以上 (4 GB を推奨)
【プラグインフォーマット】VST, AU, AAX
Windows
Windows 7・8・ 10 (64-bitのみ)
2 GB RAM以上 (4 GB を推奨)
Internet connection (during installation only)
プラグインフォーマット
VST, AAX
まとめ
RC-20 Retro Colorはローファイ系楽曲を作る予定がない方でも、イントロやブリッジだけ少し雰囲気を変えたいな…というときなどでも活躍してくれるので持っておいてありません。
ビートメーカーの中には、RC-20を使わない楽曲はないかも?という人もいるほど大活躍しているプラグインです。
昨今は円安の影響で以前に比べると販売価格が高くなりつつありますが、各ショップで定期的にセールが開催されており、10,000円以下で購入できることもあります。
是非一度試してみてください。
- ローファイ感を素早く加えられる
- 動作が軽い
- 他の同類プラグインよりも質感がマイルド
- デフォルトで用意されているプリセットがもっと多いと尚良し
- 2024年9月:$109.95 → 34%オフ $71.5(10,357円 税込)
- 2024年8月:$109.95 → 30%オフ $75.9(10,951円 税込)
- 2024年7月:$109.95 → 35%オフ $70.4(10,802円 税込)
- 2024年4月:$109.95 → 30%オフ $75.9(11,621円 税込)
- 2024年2月:$109.95 → 35%オフ $70.4(10,591円 税込)
- 2024年2月:$99.95 → 30%オフ $69.96(10,521円 税込)
- 2023年11月:$109.95 → 50%オフ $54.97 (8,156円 税込)
- 2023年8月:16,047円(税込) → 35%オフ ¥10,275(税込)
※セール時の為替換算価格