リアルなエレキベースやアコースティックベースを再現したおすすめのベース音源3選をご紹介!
「リアルな人間味が出せるベース音源を探している」、「打ち込みがシンプルでリアルな演奏表現ができる音源を探している」、「プロにも使われているベース音源を使いたい」という人はチェックしてみてください。
エレキベース、アップライトベース以外にシンセベースも収録されている音源を使いたい▼
- Spectrasonics社「Trilian」
エレキベースのリアリティが高く、音作りにもこだわれる音源を使いたい▼
- IK Multimedia社「MODO BASS 2」
リアルな演奏表現と豊富なフレーズパターンを内蔵、拡張性も高いDTM初心者におすすめベース音源▼
- Toontrack社「EZbass」
ベース音源を選ぶポイント
ベース音源を選ぶポイントは、
- スタンドアロンタイプかNative Instruments社のKontaktエンジン採用の音源か
- 収録ベースの種類をチェック(エレキベース以外のベースは収録されているか?)
という2点はしっかりとチェックしましょう。
他にも、同じ音を連続して鳴らしたときに不自然にならずに演奏できることやオルタネイトピッキングのニュアンスが自然であること、ベース演奏で欠かせないミュートやハンマリングやプリングオフ、スライドなどの奏法をカバーしていると、よりリアルなベーストラックが作れます。
おすすめベース音源3選
ここからはおすすめのベース音源3選をご紹介していきます!
Spectrasonics社「Trilian」
メーカー | Spectrasonics |
価格 | $299/ 国内価格:38,200円(税込) |
体験版 | 無し |
使いやすさ | ★★★★★ |
プリセット・拡張音源の充実度 | ★★★★★ |
動作環境 | スタンドアロン・プラグイン |
種類 | PCM・サンプル波形を基本にした複合型 |
収録ベースタイプ | エレキベース、アコースティックベース・アップライトベース・シンセベース |
- エレキベース以外のベースも豊富に収録
- エレクトリックベースだけで60種類以上、シンセベースは333種類を収録
- サンプリングによる音源なのでサウンドがリアル
- 充実したラウンドロビンで同音連打が自然
- 32種類のエフェクトを内蔵しているのでソフト内での音作りもしやすい
- スラップやフィンガーベースなどの奏法別のプリセットも充実している
- 柔軟性のあるアルペジエーターが便利
「Trilian」はプロにも愛用者が多いベース音源の決定版とも言えるSpectrasonics社の大ヒットベース音源です。
エレキベースの他にアコースティックベース、シンセベースなど幅広いベースサウンドを収録しており、Trilianだけでベースサウンドの多くをカバーできます。
リアルなベース演奏を表現するフィンガー、ピック、スラップ、ミュートからスライド、グリッサンドなど様々な奏法も収録しているので、自然な演奏が再現できます。
また、直感的な操作性を備えているので、細かい調整が苦手な人にも扱いやすく、高いクオリティを誇るベースサウンドを手軽にコントロールできるのも魅力です。
>> 購入はこちら(日本正規代理店・Dirigent)
IK Multimedia社「MODO BASS 2」
メーカー | IK Multimedia |
価格 | €199.99/ 国内価格:29,389円(税込) |
体験版 | 無料版有り:MODO BASS 2 CS |
使いやすさ | ★★★★☆ |
プリセット・拡張音源の充実度 | ★★★☆☆ |
動作環境 | スタンドアロン・プラグイン |
種類 | フィジカルモデリング |
収録ベースタイプ | エレキベース・アップライトベース・フレットベース |
- フィジカルモデリングを採用
- 全22種類のベースモデルを収録
- エレキベースのクオリティがトップクラス
- フィジカルモデリングによってピッキングポジション、奏法、弦、ネック、ボディ、回路など細かい設定が可能
- リアルなベースパターンが使用できるPATTERNS画面を内蔵
- フィジカルモデリングを採用しているため、データ容量が軽く、ストレージを圧迫しない
「MODO BASS 2」はIK Multimedia社が開発したベース音源です。
他のベース音源がサンプリングを基本にしているのに対して楽器の特性をコンピューター上でリアルタイムに再現するフィジカルモデリングを採用しているのが特徴。
フィジカルモデリングは楽器や音の特性を細かく再現できるため、サンプリング音源では表現が難しいところまでコントロールできるのが魅力です。
MODO BASS 2もピッキングポジションやピック、フィンガー、スラップといった演奏の変更はもちろん、弦の種類やネック、ボディ、ピックアップの設定も変更に対応しているので、音作りの面でかなり細かく調整できます。
バージョン2になってアップライトベースも追加されているので、エレキベースだけでなく、アコースティックな曲にも対応できます。
>> 購入はこちら
Toontrack社「EZbass」
メーカー | Toontrack |
価格 | €179/ 国内価格:22,000円(税込) |
体験版 | 無し |
使いやすさ | ★★★★☆ |
プリセット・拡張音源の充実度 | ★★★★★ |
動作環境 | スタンドアロン・プラグイン |
種類 | サンプリング |
収録ベースタイプ | エレキベース |
- 打ち込みが苦手な人でもリアルなベーストラックが作れる即戦力ベース音源
- コード進行を指定することで様々なベースフレーズに置き換えてくれるMIDIパターン機能が優秀
- 自然なベースプレイを表現するヒューマナイズ機能が優秀
- ドラムやピアノなどのMIDIやオーディオデータから、自動的に一致するベースラインを作成
- ソフト内のエディターを活用することでスライドなどのプレイも簡単に打ち込める
- ジャンルに特化したベースサウンドが鳴らせる拡張音源が豊富
- ジャンルに特化したベースフレーズを収録したMIDIフレーズ集が優秀
「EZbass」はToontrack社からリリースされているエレキベース音源です。
同社のEZシリーズはどれも、難しい打ち込みができなくてもリアルなプレイが再現できるサポート機能が充実しており、DTM初心者にもおすすめです。
特にジャンルに特化した拡張音源とMIDIグルーヴ集が充実しているので、作りたいジャンルの拡張音源やMIDIグルーヴ集を追加するだけで、ジャンルに特化したベーストラックが打ち込めます。
演奏表現の面もかなり優秀で16ビートのオルタネイトピッキングも自然ですし、EZbass内のエディターを活用することでスライドアップ、ダウンも簡単に表現できます。
収録ベースはエレキベースのみなので、エレキベースを使ったベーストラック作成をしたい人におすすめ!
まとめ
おすすめベース音源3製品をご紹介しました!
今回、おすすめした音源はプロにも使っている人が多い定番の音源となっており、DTMでエレキベースのトラックを作るなら「持っておきたい音源」ばかりです。
この3つの音源があればエレキベースが必要な曲で即戦力として活躍してくれます。
気になる音源をチェックしてみてください。
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